ファーラー位とは?角度の基準やセミファーラー位との違いを徹底解説
ファーラー位とは?角度の基準やセミファーラー位との違いを徹底解説とはどのようなものなのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。
ファーラー位(Fowler's position)とは、仰臥位(仰向け)の状態からベッドの背部を45度程度起こした体位を指し、日本語の看護用語では一般に「半坐位(はんざい)」と呼ばれます。アメリカの外科医ジョージ・ライアソン・ファウラー(George Ryerson Fowler)が腹膜炎患者のドレナージ促進や横隔膜の下降を目的に提唱した治療的体位がその起源です。
臨床現場や介護現場における角度の目安としては、45度前後を標準ファーラー位とし、状況に応じて30〜60度の範囲で微調整されます。重力を利用して腹部臓器を骨盤腔内へと下げることで、横隔膜の動きを助け、自力での呼吸を楽にする姿勢として広く定着しています。