胃腸の不調や口内炎に効く「半夏瀉心湯」の効果と副作用を徹底解説
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植物由来の漢方薬であっても、医薬品である以上は副作用が存在します。半夏瀉心湯の服用にあたり、特に警戒しなければならないのが偽アルドステロン症と間質性肺炎です。
構成生薬に含まれる「甘草」を過剰に摂取すると、体内のカリウムが失われ、血圧上昇、むくみ、手足の脱力感やしびれが生じる偽アルドステロン症を引き起こす恐れがあります。他の風邪薬や胃腸薬、あるいは複数の漢方薬を併用する際は、甘草の重複摂取に細心の注意を払わなければなりません。
発熱を伴わない空咳、息切れ、呼吸困難などが急激に現れた場合は間質性肺炎の疑いがあるため、直ちに服用を中止し医療機関へ急行してください。また、肝機能障害(倦怠感や黄疸)の報告もあります。
漫然とした長期服用も避けるべきです。目安として、急性期の胃腸炎や下痢なら数日間、慢性胃炎や口内炎でも1カ月程度服用を続けて改善が見られない場合は、体質に合っていないか、別の基礎疾患が隠れている可能性を疑う必要があります。自己判断で何カ月も連用することはリスクを高めるだけです。