【走行不能の危険】ロアボールジョイントブーツとは?破れ放置の代償と交換費用
【走行不能の危険】ロアボールジョイントブーツとは?破れ放置の代償と交換費用の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点でまとめました。
ロアアームブーツ破れは車検に一切通りません。道路運送車両の保安基準第14条(かじ取り装置)および関連規定により、ダストブーツに損傷やグリス漏れがある状態は「保安基準不適合」と明確に定められています。わずかなピンホールやオイル滲みであっても、検査員の目視点検で即座に不合格判定が下されます。
しかし、車検に通らないこと以上に恐ろしいのは、ロアボールジョイントブーツひび割れ放置リスクがもたらす物理的な大事故です。
ブーツが破れると、遠心力と振動によって内部の潤滑グリスが外へ飛び散ります。同時に、タイヤが巻き上げた砂粒や水分がジョイント内部に侵入します。この状態のまま走行を続けると、砂利が研磨剤の役割を果たし、超硬金属で作られたボールスタッドとハウジングが激しく削り合います。
初期症状として現れるのが、段差を越えた際や据え切り時に発生する「コトコト」「ゴトゴト」という足回り異音です。この異音はすでに金属同士に「ガタ(隙間)」が生じている危険信号です。さらに放置すると、走行中にボール部がソケットから完全にすっぽ抜ける「脱臼現象」が発生。タイヤがフェンダーの内側に折れ曲がり、ステアリング操作が一切効かないまま制御不能に陥ります。幹線道路や高速道路で発生した場合、重大な巻き込み事故を引き起こす極めて危険なトラブルです。