「子ども食堂は図々しい」批判の真相 現場で起きた最新トラブル

「子ども食堂は図々しい」批判の真相 現場で起きた最新トラブルに関する専門家の意見を丁寧に解説いたします。

この摩擦に対し、支援組織の側はどう捉えているのか。認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえの理事長を務める湯浅誠氏は、かねてより「子ども食堂は貧困対策の場であると同時に、誰もが来られる居場所である」と訴えてきた。貧困層だけにターゲットを絞ると「貧困の烙印(スティグマ)」が押され、本当に困っている子どもたちが利用しにくくなるからだ。

地域コミュニティの再生を掲げ、あらゆる住民に門戸を開く理念は重要である。しかし、現場ではその理念が裏目に出ることもある。対象を制限しない「全世代型」「誰でも歓迎」の姿勢が、結果として一部の「タダ飯目的」の大人を呼び寄せてしまうからだ。理念と現場の運用の間で、ボランティアたちは日々ギリギリの判断を迫られている。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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