大貫妙子と坂本龍一が生涯紡いだ絆と名盤『Utau』誕生の真相
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半世紀にわたる二人の足跡は、日本のポップミュージックが成熟していくプロセスそのものでした。坂本さんがアレンジやプロデュースで深く関わった代表的な作品群を、客観的なデータとともに整理します。
アルバム名・作品発売年・主な形態坂本龍一の関与・音楽的アプローチ編集部の見解・評価Sunshower1977年(ソロ2nd)全曲のキーボード、ストリングス&ブラス編曲を主導。ファンクとフュージョンの融合。現在、世界的なシティポップ・ブームの頂点に君臨。洗練を極めた不朽の金字塔。Mignonne(ミニヨン)1978年(ソロ3rd)坂本龍一編曲による「4:00A.M.」など収録。重厚かつ流麗なオーケストレーション。商業的プレッシャーと対峙しながら、極めて高い芸術性とポップネスを両立させた名盤。ROMANTIQUE1980年(ヨーロピアン3部作)YMOメンバー全面参加。シンセポップとヨーロッパ映画音楽の耽美的な融合。大貫妙子の独自美学が確立された瞬間。坂本のシンセサイザーワークが完璧に調和。UTAU2010年(共同名義)坂本の既存曲に大貫が歌詞を付与。全編ピアノとヴォーカルのみの完全デュオ作品。30年以上の信頼関係が結実した至高の室内楽。一切の無駄を排除した音の対話。