下品か最先端か?話題のパンツレスファッションが世界で大流行する真相

下品か最先端か?話題のパンツレスファッションが世界で大流行する真相とは一体何なのか? 主要なファクトを簡潔に解説します。

一方、日本国内における一般層の受け止め方は、海外のモード誌が絶賛するトーンとは大きく乖離しています。SNSやポータルサイトのコメント欄を定点観測すると、称賛よりも圧倒的な困惑と拒絶感が目立ちます。

「いくらスタイル抜群の海外セレブでも、日本の街中でこれをやられたら通報レベル」「公序良俗を考えると目のやり場に困る」「ただの露出狂、下品にしか見えない」といった辛辣な意見が後を絶ちません。とりわけ、K-POPアーティストが音楽番組やステージ衣装として極端なショートパンツやアンダーウェア風のルックを採用した際には、「未成年への影響が心配」「性的な消費を助長しているのではないか」という倫理的な議論にまで発展しました。

日本においてこれほど激しいアレルギー反応が起きる背景には、欧米と日本の「露出に対する文脈の差」が存在します。欧米のカルチャーにおいて、ノーパンツルックは「自らの身体の権利を主張するエンパワーメント」や「男性目線の解体」というフェミニズム的文脈で語られることが多いのに対し、日本の文脈では「露出度=あざとさ、性的なアピール」として受け取られがちです。文化的な文脈の翻訳がなされないまま視覚情報だけが輸入された結果、ネット空間での激しい摩擦を生み出す要因となっています。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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