すすきのホテル事件の防犯カメラ映像と真相|服装変化と最新裁判記録
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事件現場となった札幌市中央区のホテルにおいて、客室の出入り口やフロント周辺、エレベーターに設置されていた防犯カメラは、犯行の異常性と計画性を雄弁に物語っていました。警察の鑑識・捜査班が回収したすすきのホテル事件の防犯カメラ映像には、入室から退室までのわずか数時間の間に起きた不可思議な行動が刻まれていました。
2023年7月1日午後10時50分頃、被害男性とともにホテルに入室した田村瑠奈被告は、つばの広い大きな帽子を目深にかぶり、顔を覆うようなスタイルでフロントを通過しています。この時点では、被害男性と並んで歩く小柄な人物として記録されていました。
しかし、翌7月2日午前2時すぎ、すすきの事件のホテル入退室記録が示す退室時の映像は、入室時とは全く異なる異様な姿を捉えていました。田村瑠奈被告は入室時とは異なる黒を基調とした服装に着替えており、つば広帽子からニット帽のような被り物へ変え、大きな黒のキャリーケース(スーツケース)を引いて1人でフロントを後にしていたのです。
このすすきの事件の防犯カメラにおける服装の変化こそが、捜査本部に「室内で何らかの凶行が行われ、証拠隠滅または変装を図った」と確信させる決定打となりました。持ち出された大型スーツケースの重量感やキャスターの沈み込み具合から、捜査関係者はこの中に切断された男性の頭部や犯行時に着用していた衣服が収められていたと断定しました。