【完全版】図形の性質ノートの答え|途中式と重要定理の解法を徹底解説!
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生徒がつまずく最初の大きな関門が、チェバの定理とメネラウスの定理の違いと使い分けです。両者の違いを明確に把握できていないと、比の立式で頂点をたどる順番を誤り、計算結果が狂ってしまいます。
チェバの定理とメネラウスの定理の見分け方と途中式
両定理の本質的な違いは、「三角形の頂点を通る3本の直線が1点で交わっているか」、それとも「三角形と1本の直線(切断線)が交わっているか」という構造にあります。
- チェバの定理(三角形の内部で1点結合):三角形ABCの各頂点から対辺(またはその延長)に引いた3直線が1点Oで交わるとき、頂点から「頂点→分点→頂点→分点→頂点→分点」の順で一筆書きに比を掛けると積が1になります。
数式:$\frac{AF}{FB} \times \frac{BD}{DC} \times \frac{CE}{EA} = 1$ - メネラウスの定理(三角形を切断線が横断):三角形ABCと、その頂点を通らない1本の直線が直線BC, CA, ABと交わるときに適用します。「頂点→分点→分点→頂点」のリズムを崩さず、外分点の位置(三角形の外側へ一度出るルート)を正確に追うことが計算ミスの防止策です。
教科書傍用問題集の基礎問題では、辺の長さが一部文字($x$など)で与えられ、$x$の値を求める形式が頻出します。途中式を書く際は、必ず「どの三角形とどの直線において定理を適用したか」を明記する習慣をつけてください。
三角形の外心・内心・重心の求め方と性質
三角形の「五心」のうち、定期テストで配点が高い外心・内心・重心の性質は下表の通り明確に整理できます。
- 外心(外接円の中心):3辺の垂直二等分線の交点。外心から3頂点までの距離はすべて等しい(外接円の半径 $R$)。
- 内心(内接円の中心):3つの内角の二等分線の交点。内心から3辺に下ろした垂線の長さ(距離)はすべて等しい(内接円の半径 $r$)。角の二等分線定理($AB:AC = BD:DC$)との連動出題が極めて多いのが特徴です。
- 重心(バランスの中心):3本の中線(頂点と対辺の中点を結ぶ線)の交点。重心は各中線を$2:1$に内分します。