総裁と総理大臣の違いとは?なぜ同じ人が兼任?権限と給料の真相を徹底解説
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根本的な相違点を一言で表すならば、「総裁は私的結社(政党)のリーダー」であり、「内閣総理大臣は国家機関のトップ」であるという点に尽きます。
自民党総裁は、自由民主党という政党の規約(党則)に基づいて選出され、党の公認権、人事権、資金配分権などを掌握します。これに対して内閣総理大臣は、日本国憲法第66条や第67条に基づいて国会議員の中から指名され、天皇による親任式を経て任命される国家公務員(特別職)です。
行使できる内閣総理大臣の権限は絶大であり、閣僚(国務大臣)の任免権、自衛隊の最高指揮監督権、法律案や予算案の国会提出権、さらには伝家の宝刀と呼ばれる「衆議院の解散権(憲法第7条に基づく実質的決定)」を有しています。自民党総裁としての権限が党内にしか及ばないのに対し、首相の権限は日本国民全体と国家行政組織すべてに直接影響を及ぼします。
項目自民党総裁内閣総理大臣(首相)編集部の見解・評価法的根拠・身分自民党党則(私的結社の代表)日本国憲法第66条・67条(特別職国家公務員)公権力の行使主体か党内ガバナンスの長かの明確な境界線。選出方法党所属国会議員票+全国の党員・党友票国会(衆参両院)の首班指名選挙党員しか投票できない総裁選と、全国民の代表者が選ぶ首相指名の差。主な権限党役員人事権、選挙の公認権、党資金の管理国務大臣の任免権、衆議院解散の決定、自衛隊最高指揮権党公認権を握ることで、首相は与党議員への統制力を高める相乗効果がある。任期の規定連続3期9年まで(党則による)憲法上の制限なし(国会の信任がある限り無制限)首相自体の任期制限はないが、党規約の任期が事実上のストッパーになる。推定年収・給与総裁手当(月額数十万円程度)+議員歳費首相俸給・地域手当・期末手当(年約4,000万円)兼任時は首相俸給が主となり、二重受給で倍増するわけではない。