福島原発で消防士死亡の噂は本当か?放水隊員の真相と事故現場の記録
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一方で、福島第一原発の構内全体に目を向けると、発災直後から現在に至る廃炉作業の中で複数の作業員が亡くなっているのは動かしがたい事実です。ただし、その死因の多くは地震・津波による外傷や作業中の労災事故、心不全などの急性疾患です。
事故直後の2011年3月11日、4号機タービン建屋地下で点検作業中だった東京電力社員2名が津波に巻き込まれ、出血性ショックにより死亡しました。また、事故後の収束作業期には、重機操作中の崩落事故や熱中症、作業中の急性心筋梗塞などによる死亡事案が報告されています。
放射線被曝による健康被害に関しては、厚生労働省が収束・廃炉作業に従事した元作業員に対し、白血病や肺がん、甲状腺がんなどで労災認定を下した事例が複数存在します。これらは長期間にわたる被曝線量の累積が原因として公的に認められたものであり、突入作戦時の急性放射線障害による即死事故とは医学的にも法規的にも区別されます。