世界最大の鳥はダチョウだけじゃない!飛べる鳥と絶滅種の衝撃事実
世界最大の鳥はダチョウだけじゃない!飛べる鳥と絶滅種の衝撃事実に関する主要なデータを分かりやすく解説いたします。
人類が誕生する前後の地球上には、現代のダチョウを子供のように見せる怪鳥たちが闊歩していました。近年、古生物学界で大きな話題となったのが、マダガスカル島に生息していた「象鳥(エピオルニス科)」の再分類研究です。
ロンドン動物学会(ZSL)などの研究チームが実施した精密な骨格解析により、これまでエピオルニス・マキシマスと混同されていた個体群の中から、新属新種となるヴォロンベ(Vorombe titan)が正式に特定されました。マダガスカル語で「大きな鳥」を意味するヴォロンベは、推定体重が最大約730〜800キログラム、体高は3メートルを超えていたと算出されています。これはウシ1頭、あるいは小型の肉食恐竜に匹敵する規格外のサイズです。
彼らが産んだ卵の化石は容量が約7〜9リットルにも達し、ニワトリの卵およそ160個分という圧倒的な容積を誇ります。このマダガスカルの巨鳥たちは、人類が島へ定住した後の環境改変や過剰な狩猟によって、約1000年前に姿を消したと考えられています。
一方、太古の空に目を向けると、約2500万年前に生息していたペラゴルニス・サンデルシの化石がアメリカで発見されています。嘴に歯のような突起(偽歯)を持つこの巨大海鳥は、翼開長が6.0〜7.4メートルと推定されており、現存するワタリアホウドリの倍近い巨体を広げて先史時代の海洋上空を制覇していました。