さつまいものふかし芋がパサつく原因と甘くねっとり蒸す黄金比
今注目を集めている さつまいものふかし芋がパサつく原因と甘くねっとり蒸す黄金比について、主要な情報を整理して公開しています。
SNSやレシピ投稿サイトでは様々な裏技が紹介されていますが、中には科学的根拠に乏しく、仕上がりを損ねてしまうケースも見受けられます。
例えば、「塩水に1時間浸けると劇的に甘くなる」という説がありますが、浸透圧による甘みの対比効果はわずかであり、長時間の浸水によって断面から水溶性ビタミンが流出するデメリットの方が目立ちます。下処理としては、アク抜きのために切断面を水に5分程度さらすだけで十分です。
また、ふかし芋の切り方は丸ごとが原則です。小口切りや乱切りにして蒸すと、断面から旨味や糖分が流れ出し、水分を含みすぎて水っぽくなってしまいます。どうしても鍋に入らない場合を除き、皮を切らずに丸ごと蒸し上げることで内部の蒸気を閉じ込め、濃厚な風味を保つことができます。
さらに、ふかし芋を皮ごと食べることは、栄養面からも強く推奨されます。皮の直下にはデンプン分解を助け胃腸を守る「ヤラピン」や抗酸化作用を持つポリフェノールが豊富に含まれています。ふかし芋の栄養とカロリーを見ると、100gあたり約130〜140kcalと白米(100gあたり約156kcal)よりやや低く、食物繊維やビタミンCが豊富なため、血糖値の上昇が緩やかな低GI食品としても優秀です。