「弄り」の免罪符が消えた日——女芸人を標的にするAi悪用画像と、問われるデジタル社会の倫理

「弄り」の免罪符が消えた日——女芸人を標的にするAi悪用画像と、問われるデジタル社会の倫理にまつわる興味深い視点を詳しく紐解きます。

かつてのアイコラは、境目の不自然さや画質の粗さから容易に合成と判別できた。しかし、最新のAI生成モデルは光の当たり方、皮膚の質感、髪の毛の一本一本に至るまで完璧に再構成する。

スマートフォン一つで素人が数秒で作成できるアクセシビリティの高さが、被害の爆発的増加に拍車をかけた。本人がSNSに投稿したプライベートの写真や番組のスクリーンショットが、わずか数分後には卑猥な画像へと作り変えられ、拡散されていく。

さらに深刻なのは、これが単なる画像にとどまらず、声まで模倣したディープフェイク動画へと進化している点だ。本人の認知しないところで「虚構の性的な姿」が大量生産され、半永久的にデジタルフットプリントとして残り続ける恐怖は計り知れない。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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