なぜ足が速いだけじゃ勝てない?リレーのバトンパスで最速タイムを出す3つのコツ
なぜ足が速いだけじゃ勝てない?リレーのバトンパスで最速タイムを出す3つのコツとはどのようなものなのか? 詳しい意味を整理してお届けします。
国際陸上競技連盟のルール改定以降、現在は助走エリアと受渡エリアが統合され、テイクオーバーゾーン(30メートル)として運用されています。この30メートルをどのように使うかがタイムを左右する戦略的ポイントです。
初心者にありがちな失敗は、ゾーンの入り口付近で慌ててバトンを渡してしまうことです。これでは次走者が十分に加速できておらず、単独走と変わらないスピードになってしまいます。理想は、ゾーンの20メートルから25メートル付近、つまり次走者がトップスピードに達した地点でパスを完了させることです。
そのために不可欠となるのが正確なリードのタイミングです。次走者はゾーン後方のスタート位置に立ち、前走者が特定の「マーク(目印)」を通過した瞬間に前を向いて全力でスタートを切ります。この前走者と次走者の距離(マークからスタート位置までの距離)は、走力差に応じて綿密に調整する必要があります。
一般的な目安として、前走者と次走者の足長(靴のサイズ)を使って測る方法が有効です。走力が同等の場合は18〜22足長程度、前走者のスピードが速い場合は22〜25足長、次走者の方が速い場合は15〜18足長に設定し、練習を重ねて微調整を行います。