なぜ武雄市図書館は炎上した?ツタヤ・スタバ導入の真相と現在の実態を徹底解説

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武雄市図書館が全国的な注目を集める契機となったのは、当時の樋渡啓祐武雄市長によるトップダウンの改革宣言でした。2012年、武雄市は指定管理者制度の導入を決定し、「TSUTAYA」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)をパートナーに選定。従来の「静寂を守り、本を借りるだけの行政施設」から、「本を媒介にした賑わいの交流拠点」への大転換を打ち出しました。

総事業費約7億5000万円を投じて改装された同館は、2013年4月に新装開館。年中無休、開館時間を9:00〜21:00へと大幅に拡大し、館内に「スターバックス コーヒー」と書籍・雑誌販売コーナーを併設しました。館内で購入したドリンクを片手に図書フロアを閲覧できるスタイルは、当時の公共図書館としては極めて前衛的であり、オープン初年度から大きな話題を呼びました。

改装前の武雄市図書館の年間来館者数は約25万人前後にとどまっていましたが、リニューアル後は約80万〜90万人(こども図書館併設後は100万人規模)へと一気に3倍以上へ跳ね上がりました。過疎化に悩む地方自治体において、市外・県外から人を呼び込む「集客施設」としての成功は、日本経済新聞をはじめとする主要経済メディアで大絶賛され、全国の自治体首長がこぞって視察に訪れる社会現象となったのです。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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