なぜ溶けない?氷砂糖レモンシロップの黄金比とカビを防ぐ失敗ゼロの作り方
なぜ溶けない?氷砂糖レモンシロップの黄金比とカビを防ぐ失敗ゼロの作り方の疑問点について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。
「レモンシロップを作ったが、苦くて子供が飲めない」という失敗も非常に多く見られます。この苦味の正体は、柑橘類の果皮の内側にある白い繊維層(アルベド)や種子に多く含まれる「リモニン」や「ナリンギン」という苦味成分です。
これらは長時間果汁に浸ることでシロップ全体へ溶け出します。苦味を極力抑えてクリアな甘酸っぱさを抽出するためには、仕込み段階での一手間と引き上げ時期の見極めが欠かせません。
- ヘタと種を完全に取り除く:両端のヘタは切り落とし、スライス(厚さ3〜5mmが最適)した段階で、竹串や爪楊枝を使ってすべての種を取り除きます。種は苦味の最大の発生源です。
- 苦味が苦手な場合は皮を部分的に剥く:極度に苦味を避けたい場合や小さな子供向けに仕込む際は、ピーラーで黄色い外皮だけを薄く剥き、白いワタの部分を包丁で削ぎ落としてから果肉と外皮を漬け込みます。
- 漬け込み日数(1〜2週間)で果実を引き上げる:氷砂糖が完全に溶け切ったら、漬けっぱなしにせずレモンを取り出します。目安は1週間から最長2週間です。果皮を長期間漬けたまま放置すると、苦味と渋みが液に移り続ける原因となります。取り出したレモン果皮は、刻んでパウンドケーキに入れたり、ジャム(マーマレード)に再利用できます。