ベトナム酒場ビアホイの真価とは?名物生ビールと本場屋台の熱気を解剖
ベトナム酒場ビアホイの真価とは?名物生ビールと本場屋台の熱気を解剖について詳しく解説いたします。専門家の見解をご確認ください。
看板であるドリンクからこだわりの一皿まで、訪れたら絶対に外せないベトナム酒場ビアホイのおすすめメニューを検証する。まずは何と言っても、乾杯に欠かせないハノイ名物ビアホイの特徴を押さえておきたい。現地の製法にインスパイアされたこの生ビールは、アルコール度数が約3〜4%と一般的な日本の生ビール(約5%)に比べてやや低めで、炭酸の刺激が優しく、麦の軽やかな甘みが心地よく喉を潤す。喉越しが極めて軽快なため、東南アジア特有の蒸し暑い気候や、ハーブ・スパイスを多用した料理と驚くほど相性が良い。
続いて、テーブルを彩るベトナム料理居酒屋の人気メニューの筆頭が「バインセオ(ベトナム風お好み焼き)」だ。米粉とココナッツミルクをベースにした黄金色の生地は、縁がパリッと香ばしく、中はモヤシやエビ、豚肉がぎっしりと詰まっている。これをたっぷりのサニーレタスやシソ、ミントなどの香草で豪快に包み、甘酸っぱいヌクチャム(魚醤ベースのタレ)に浸してかぶりつくスタイルは、一度体験すると病みつきになる中毒性を持つ。
さらに、定番の生春巻き「ゴイクン」は、透き通るライスペーパーの中にエビとフレッシュハーブが美しく整列しており、目にも鮮やかだ。網目状の薄皮でカリカリに揚げた「揚げ春巻き(チャーゾー)」や、炭火焼きの豚肉と米粉麺を甘辛いつけ汁で楽しむハノイ名物「ブンチャー」、そして牛骨や鶏ガラをじっくり煮込んだ滋味深いスープが胃袋を優しく包む「フォー」まで、屋台の枠を超えた本格的な調理技術が随所に光っている。