翌日もふわふわ!絶品レーズンロールパン黄金比レシピと成形術
翌日もふわふわ!絶品レーズンロールパン黄金比レシピと成形術に関する主要なデータを分かりやすく解説いたします。
手作りパンの失敗で圧倒的に多い「レーズンパンのパサつき」の根本原因は、乾燥レーズンが持つ強力な吸水性にあります。市販のオイルコーティングされた干しぶどうをそのまま生地へ混ぜ込むと、浸透圧の働きによって発酵中および焼成後に生地内の貴重な水分がレーズン側へ一方的に奪い取られてしまいます。
プロの現場で徹底されているレーズンの下処理とお湯での戻し方は、以下の3ステップが鉄則です。
① オイルカットと水分補給(湯通し):
ボウルにレーズンを入れ、50〜60℃程度のぬるま湯を注いで全体を軽くほぐし、約1分間浸します。熱湯(100℃)をかけるとレーズンの皮が破れて旨味と糖分が流出し、水っぽくなってしまうため温度管理が肝心です。表面の植物油脂が浮き上がったら、素早くザルに上げます。
② ペーパーによる徹底的な水切り:
ザルでしっかり湯を切った後、キッチンペーパーを敷いたバットに広げ、上からもペーパーで押さえて表面の水分を完全に拭き取ります。表面に余分な水分が残っていると、生地に混ぜ込んだ際にグルテンが緩み、成形不能なベタつき生地へと変貌してしまいます。
③ 密閉容器での馴染ませ(プレソーク):
水気を拭き取ったレーズンをタッパー等に入れ、ラップを密着させて常温で30分以上休ませます。果肉の中心まで水分が均一に行き渡り、ふっくらと弾力のある状態に仕上がります。大人の風味を楽しみたい場合は、この段階でラム酒小さじ1〜2を回しかけるラムレーズンロールパンのアレンジを加えると、芳醇な香りと保水性が一段と向上します。