買ってはいけない水ランキングの真相!危険銘柄やPfas汚染を徹底検証

買ってはいけない水ランキングの真相!危険銘柄やPfas汚染を徹底検証の見逃せないポイントを徹底的にカバーしました。

「買ってはいけない」という煽り文句のすべてがデマというわけではありません。飲料水を選ぶ上で、科学的に警戒すべき明確なリスク要因が3つ存在します。それがPFAS(有機フッ素化合物)の検出、硝酸態窒素の危険性、そして水質基準の超過リスクです。

近年、国際的な健康懸念となっているのがPFAS(ペルフルオロオクタンスルホン酸=PFOS、ペルフルオロオクタン酸=PFOAなど)です。撥水剤や泡消火剤として長年使われてきた人工化学物質であり、環境中で分解されにくく「フォーエバー・ケミカル(永久に残る化学物質)」と呼ばれます。厚生労働省や環境省は暫定目標値として「PFOSおよびPFOAの合計で50ng/L以下」を設定し、全国の河川・地下水の監視を強化しています。一部地域の地下水を原水とする小規模プラント製品において、過去に指針値を超える数値が検出され、出荷停止や取水見直しに追い込まれた事例が報じられました。発がん性や免疫系への影響が懸念される物質だからこそ、採水地周辺の環境調査を徹底しているメーカーの製品を選ぶことが不可欠です。

次に注意すべきは、硝酸態窒素(および亜硝酸態窒素)です。過剰な化学肥料の施肥や家畜排せつ物が土壌へ浸透し、地下水に溶け出すことで生じます。大人が微量を摂取しても速やかに体外へ排出されますが、胃酸の酸度が低い生後数ヶ月以内の乳幼児が過剰摂取すると、血液中のヘモグロビンが酸素を運べなくなる「メトヘモグロビン血症(ブルーベビー症候群)」を引き起こす危険性が指摘されています。食品衛生法上の基準値は10mg/L以下と定められていますが、デリケートな乳幼児のミルク用には、検出限界に近いレベルまで低減された水を選ぶ配慮が必要です。

そして3点目が、規格基準の超過です。ミネラルウォーター類の製造工程では、原水のミネラルバランスや殺菌手法によって「臭素酸」などの副生成物が生じるリスクがあります。臭素酸は国際がん研究機関(IARC)でグループ2B(ヒトに対して発がん性がある可能性がある)に分類されており、基準値(0.01mg/L以下)をわずかでも超過すれば即座に流通が差し止められます。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest