麻生太郎の現在と役職を徹底解剖|引退説の真相と石破政権下の影響力
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自民党を揺るがした政治資金問題を受け、安倍派、二階派、岸田派、茂木派、森山派が次々と解散届を提出する中、派閥の看板を下ろさず存続を選んだのが麻生氏率いる志公会でした。この麻生派の動向は、政治改革を求める世論からの激しい逆風にさらされながらも、党内において独特の生態系を築いています。
派閥を維持する理由について、麻生氏は「政策の勉強会と若手育成の場をなくして責任ある政党政治は成立しない」と一貫して主張してきました。週1回行われる派閥総会には、今なお所属議員が顔を揃え、結束を誇示しています。しかし、所属する若手・中堅議員の心理には少なからぬ温度差が存在します。
「派閥に残ることで、国会対策や選挙区割りにおいて麻生会長の庇護を受けられる安心感があるのは事実です。一方で、地元選挙区へ戻ると有権者から『なぜ麻生派だけが残っているのか』と厳しい叱責を受けることも少なくありません。麻生氏の威光に頼りたい気持ちと、派閥政治の残滓と見なされる世論の反発の間で、中堅議員の間にはジレンマが渦巻いています」(志公会所属の中堅衆議院議員秘書)
結束力は表面上保たれているものの、中堅・若手層の間では「麻生氏の後を誰が継ぐのか」というポスト麻生体制の不透明さに苛立ちもくすぶっています。河野太郎氏や鈴木俊一氏といった有力者の名前が挙がる一方で、強烈なカリスマ性を持つ麻生氏の代わりを務められる器が存在しないことが、派閥の求心力を内側から侵食しつつあります。