林と森の違いとは?木の本数だけではない決定的な基準と見分け方

林と森の違いとは?木の本数だけではない決定的な基準と見分け方に関する質問を徹底的にまとめました。詳細な解説をご覧ください。

個人の感覚や文学的表現とは別に、公的な法制度や学術調査においてはどのように定義されているのでしょうか。林野庁(農林水産省)が管轄する「森林法」第2条では、「林」と「森」を別々に分けるのではなく、総称としての「森林(しんりん)」として包括的に規定しています。法令上は木竹が集団して生育している土地、あるいは樹木を生育させるための土地全般を森林と呼び、日常用語としての林と森を厳格に切り離す線引きは存在しません。

実用面での使い分けが明確なのが、国土地理院による地形図の「地図記号」です。地図上では「林」や「森」という広さの区分ではなく、植生の種類に応じて記号が割り振られています。

・針葉樹林記号:スギ、ヒノキ、マツなどの針葉樹が主体のエリア
・広葉樹林記号:ブナ、ナラ、クヌギなどの広葉樹が主体のエリア
・竹林記号:竹が生い茂るエリア
・ヤシ科樹林記号:温暖な地域に分布するヤシ科植物のエリア

公的には「林か森か」という主観的な規模感ではなく、どのような植生構造を持っているかが管理・記録の基準となっています。なお、類似する用語である「山林」は、山間部にある森林地帯を指す不動産登記や土地利用上の区分であり、平坦地にある平地林と区別する際に用いられます。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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