江戸の農業革命!劇的進化を遂げた農具と農民の知恵を徹底解説
江戸の農業革命!劇的進化を遂げた農具と農民の知恵を徹底解説に関する専門家の意見を詳しく解説いたします。
Q1:千歯扱きが普及する前は、どのようにして脱穀していたのですか?
A1:主に「扱箸(こきばし)」と呼ばれる2本の竹棒や木の棒で稲の穂先を挟み、力任せに引き抜いて籾を落としていました。非常に腕力を要し、1日に脱穀できる量はわずか1〜2俵程度と過酷を極める作業でした。
Q2:備中鍬と普通の平鍬(風呂鍬)はどう使い分けていたのですか?
A2:備中鍬は固い土や粘土質の深い耕起(深耕)に最適化されていました。一方、平らな刃を持つ風呂鍬は、耕した後の土を細かく砕く作業や、畝(うね)作り、水田の畦(あぜ)塗りなど、表面を整える仕上げ作業で併用されていました。
Q3:これらの農具はすべての農民が個人で所有していたのですか?
A3:鍬などの手回り道具は各農家が所有していましたが、唐箕や万石通し、踏車などの高価な木製・鉄製機器は、村の有力者(名主・本百姓)が購入して小作農に貸し出したり、共同組合的な枠組みで共有利用されるケースも多く見られました。