肉のプロが明かすロースの場所と正体!サーロインとの違いと旨い焼き方

肉のプロが明かすロースの場所と正体!サーロインとの違いと旨い焼き方を詳しくリサーチ! 知っておきたい 情報と解説を分かりやすく展開します。

結論から言うと、ロースが位置するのは牛や豚の「胸から腰にかけての背中側」です。背骨の両側に沿って走る長背筋(ちょうはいきん)を中心とした筋肉群を指します。

動物の体において、四肢(ウデやモモ)やすね肉は歩行などで頻繁に動かすため、筋繊維が太く発達して肉質が硬くなりがちです。対して背中側の筋肉は日常的な運動量が極めて少なく、筋繊維がきめ細やかで柔らかいという際立った特徴を備えています。赤身の中に適度な脂肪が網目状に入り込みやすく、加熱しても硬くなりにくいため、古くから最上級の肉として重宝されてきました。

意外と知られていないのが、ロースという言葉の語源と由来です。これは部位の解剖学的な名前ではなく、英語の「ロースト(Roast=蒸し焼きにする、炙り焼く)」が明治から大正期にかけて日本で訛り、「ロース肉」として定着した外来語です。「ローストに適した最高級の肉」という意味合いがそのまま部位名として受け継がれ、現代の食文化に定着しました。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest