前田美波里と資生堂伝説|ポスター盗難騒動から現在までの全軌跡
前田美波里と資生堂伝説|ポスター盗難騒動から現在までの全軌跡にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。
資生堂のCMやポスターで一躍時代の寵児となった前田美波里さんですが、彼女の本質は常に「舞台に生きる表現者」でした。もともと東宝芸能学校でクラシックバレエやモダンダンスを学んでいた彼女は、広告での大ブレイク後も安易なタレント活動に流されることなく、舞台芸術の世界へ深くコミットしていきます。
私生活では1968年にミュージシャンのマイク眞木さんと結婚し、長男の真木蔵人さんを出産しました。後に俳優・プロサーファーとして独自の存在感を放つことになる蔵人さんの母となった後も、彼女の表現への情熱が冷めることはありませんでした。
離婚を経て単身で挑んだのが、名門劇団四季の舞台です。浅利慶太氏に見出された彼女は、『コーラスライン』のシーラ役や『アスペクツ・オブ・ラブ』など、数々の大作ミュージカルで主要キャストを務め上げました。手足の長さを生かした圧倒的なダンスと、観客の心に直接響く歌唱力は劇団内でも高く評価され、モデルから本格派ミュージカル女優への華麗な脱皮を遂げたのです。