フィギュアスケートがエロいと言われる3つの理由!衣装規定とカメラの真相
フィギュアスケートがエロいと言われる3つの理由!衣装規定とカメラの真相にまつわる最新トピックを詳しく紐解きます。
フィギュアスケートの衣装をめぐる議論で必ず引き合いに出されるのが、2018年のグランプリシリーズ・スケートカナダで起きたトゥクタミシェワエキシビションでのパフォーマンスです。
ロシアの実力者エリザベータ・トゥクタミシェワは、ブリトニー・スピアーズの楽曲『Toxic』に乗せ、客室乗務員風の制服姿で登場。演技中盤にジャケットを脱ぎ捨て、黒のレースブラトップ姿になって氷上を舞いました。この演技は世界中で瞬く間にバイラルし、YouTubeなどの動画プラットフォームで数百万回以上の再生を記録する大反響を呼びました。
この演出に対して、一部の保守的なスケート関係者やメディアからは「過激すぎる」「スポーツの品位を損なう」という批判の声が上がった一方、多くのファンや現役選手からは「エンターテインメントとして痛快だ」「自分の魅力を堂々と表現している」と絶賛されました。ここで整理すべき決定的な事実は、この演技が行われたのが「メダルを争う公式競技(ショート・フリー)ではなく、エキシビション(親善公演)であった」という点です。
公式競技ではISUルールによって「衣装を意図的に脱ぎ捨てる演出」や「過度な肌露出」は減点または禁止されています。しかし、エキシビションは競技の緊張から解放され、スケーターが自身の個性やエンターテインメント性を観客に還元するための自由なショー空間です。トゥクタミシェワ自身もメディアのインタビューにおいて「自分の身体に自信を持ち、女性としての強さとセクシーさを表現したかった」と語っており、自覚的な自己表現としてのパフォーマンスでした。
この一件は、フィギュアスケートにおける「アスリートの自己決定権とセクシャリティの表現」をどこまで認めるかという、現代的なジェンダー議論の契機となったのです。