ボディショップのホワイトムスクは香りが変わった?廃盤疑惑と最新評価
ボディショップのホワイトムスクは香りが変わった?廃盤疑惑と最新評価についての真相を徹底解説します。
ボディショップのホワイトムスクを長年愛用してきたユーザーの間で、「香りが薄くなった」「以前のような深みが感じられない」という指摘が散見されます。この体感は単なる気のせいではなく、2021年に行われた誕生40周年記念の全面リニューアルに明確な技術的要因が存在します。
ブランド側は創業理念であるエシカルな姿勢をさらに推し進め、すべての成分を「クリーン&ヴィーガン」へとシフトさせました。この際、世界自然保護基金(The Vegan Society)の認証取得に伴い、香料のベース構造やキャリアアルコール(フェアトレードのサトウキビ由来オーガニックアルコール)が見直されています。
調香の骨格を比較すると、旧バージョンはジャスミン、イランイラン、百合の濃厚なフローラルに動物性ムスクを模したパウダリーで甘く重厚なベースが長く残る構成でした。一方、リニューアル後の現行版は、トップのアルデヒドとミドルノートのジャスミン・スズランがより軽やかに立ち上がり、ラストノートのムスクも「素肌の温もりを感じさせる清潔な石鹸」に近いエアリーな仕上がりに調整されています。この香料設計の近代化が、「香りが変わった」と感じられる最大の要因です。