警察官僚の出世コースはどう決まる?トップへ上り詰める選別の真相と年収

警察官僚の出世コースはどう決まる?トップへ上り詰める選別の真相と年収について押さえておきたい 事実を分かりやすい構成で解説いたします。

Q1:警察官僚として出世するためには、東京大学法学部卒でなければ不可能ですか?
A1:制度上は出身大学による差別はありませんが、歴代の警察庁長官・警視総監の約8〜9割が東大法学部出身であることは事実です。他大学(京大・東北大・私大等)出身者でも警視監や主要局長までは昇任可能ですが、最高ポストである長官の椅子を射止めるためには、東大閥の中で抜きん出た実績と官邸中枢からの強固な支持が必要不可欠です。

Q2:警察庁長官と警視総監では、どちらの立場が上ですか?
A2:階級制度上、最高位は「警視総監」であり警察庁長官は階級を超越した職名です。しかし、警察法上、警察庁長官は全国の警察本部(警視庁を含む)を指揮監督する権限を持つため、実質的な序列は「警察庁長官がナンバーワン、警視総監がナンバーツー」と位置づけられています。給与面でも警察庁長官の方が指定職の上位俸給に設定されています。

Q3:出世コースから外れた警察キャリア組はその後どうなりますか?
A3:局長や本部長のポスト争いから外れたキャリア官僚は、地方の管区警察局長や警察大学校の幹部、他省庁への出向ポストなどを経て、50代前半で退官(勧奨退職)を促されます。その後は警察庁の斡旋のもと、特殊法人や民間企業(損保、インフラ、警備業等)の危機管理顧問や役員として第二のキャリアへ移行するのが通例です。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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