今夜はエンジェル」のドラマは?『ヤヌスの鏡』衝撃の真相&キャストの現在

今夜はエンジェル」のドラマは?『ヤヌスの鏡』衝撃の真相&キャストの現在とは一体何なのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。

「今夜はエンジェルのドラマは何だったのか?」という疑問に対する決定的な答えが、1985年10月から1986年4月にかけてフジテレビ系列で放送された大映ドラマ『ヤヌスの鏡』です。毎週水曜20時の枠で放送された本作は、大映テレビが手掛けた80年代ドラマの中でもひときわ異彩を放つサスペンス大作として視聴者を釘付けにしました。

ドラマのオープニングを飾ったのが、実力派シンガー・椎名恵のデビューシングルである「今夜はANGEL」(1986年1月1日リリース)です。椎名恵自身が手掛けた日本語詞は、ドラマの主人公が抱える心の闇や孤独、夜の街へ解き放たれる衝動を見事に表現しており、ドラマの展開と完璧なシンクロを見せました。オリコンチャートでも上位にランクインし、TBS系『ザ・ベストテン』や日本テレビ系『ザ・トップテン』など当時の主要音楽番組でも脚光を浴び、第13回横浜音楽祭での新人賞受賞など輝かしい実績を残しています。

また、この主題歌を語る上で欠かせないのが、今夜はANGELの原曲となった名曲の存在です。原曲は、1984年公開のアメリカ映画『ストリート・オブ・ファイヤー』のクライマックスを飾った劇中歌「Tonight Is What It Means to Be Young」(邦題:『今夜は青春』)。稀代のヒットメーカーであるジム・スタインマンが作詞・作曲を手掛け、劇中の架空バンド「ファイヤー・インク」名義で発表されたロックアンセムでした。ドラマ制作陣はこの壮大なロックオペラに着目し、椎名恵の類稀なハスキーボイスを乗せることで、唯一無二の和製エモーショナル・ポップスへと昇華させたのです。

さらに、オープニングで視聴者の恐怖と好奇心を煽ったのが、名声優・来宮良子による重厚なナレーションでした。「古代ローマの神ヤヌスは、物事の始まりと終わりを司る双面の神。二つの顔を持つ神であった……」という低音で紡がれる不穏な語り口は、視聴者を一瞬でダークな世界観へと引きずり込む魔力を持っていました。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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