赤ちゃんの脳性麻痺初期症状と診断時期|反り返りや原因の真相を解説
赤ちゃんの脳性麻痺初期症状と診断時期|反り返りや原因の真相を解説の主要なニュースを丁寧にまとめました。全体像を一目で把握できます。
脳性麻痺の兆候は、生まれた直後から明確に現れるとは限りません。中枢神経の発達に伴い、運動機能や姿勢制御のアンバランスさとして月齢ごとに徐々に浮き彫りになってきます。家庭内で観察される代表的な初期兆候を月齢別に整理します。
生後0ヶ月〜3ヶ月頃のチェック項目
- 抱っこしにくいほどの強い筋緊張:手足や体幹が棒のように突っ張り、抱き上げようとしても腕や脚が曲がりにくい。
- 過度な反り返り:仰向けに寝かせると、弓なりに背中を反らせて頭を後ろに強く押し付ける。
- 極端な筋緊張低下(フロッピーインファント):体がぐにゃぐにゃとしており、抱き上げるとすり抜けて落ちそうなほど手応えがない。
- 哺乳不良・吸啜困難:おっぱい・ミルクを吸う力が極端に弱い、むせ込みが激しく体重が増えにくい。
生後4ヶ月〜7ヶ月頃のチェック項目
- 首すわりが著しく遅い:生後5ヶ月を過ぎても首がグラグラしており、うつ伏せにしても頭を持ち上げられない。
- 動きの強い左右差:生後間もない時期から片方の手ばかりを使い、もう片方の手を握りしめたまま動かさない。
- 原始反射の残存:モロー反射や非対称性緊張性頸反射(ATNR)など、生後4〜5ヶ月頃に消失すべき原始反射がいつまでも強く出続ける。
- 手の強い握りこみ(親指の巻き込み):親指を他の4本の指の内側に強く巻き込んだ「握りこぶし」が開きにくい(Cortical thumb)。
生後8ヶ月以降のチェック項目
- おすわり・寝返りの困難:背中を丸めて自力で座ることができず、倒れてしまう。寝返りが打てない。
- 下肢の異常緊張(はさみ脚):抱き起こして足を床につけようとすると、両足がつま先立ちになり、太ももが内側にクロスしてハサミのような形になる。
- 軽度な赤ちゃんの様子:一見すると普通にハイハイしているように見えても、「片足を引きずるようなズリバイ」「手の平ではなくグーのままハイハイする」など、左右非対称な運動パターンが見られる。