世界一長い英単語の真相!45文字の辞書記録から18万字超の怪物を徹底解剖

世界一長い英単語の真相!45文字の辞書記録から18万字超の怪物を徹底解剖を徹底追究! 知っておきたい トピックの裏側を凝縮して配信します。

辞書の枠組みを超えて、科学界で知られる「文字数としての絶対的王者」が、人体内の筋肉組織に存在する巨大タンパク質「タイチン(Titin、別名コネクチン)」の完全化学名です。その総文字数は驚異の18万9,819文字に達します。

タンパク質は多数のアミノ酸がペプチド結合して構成されています。国際純正・応用化学連合(IUPAC)の厳格な命名規則に従うと、タンパク質の化学名は含まれるアミノ酸残基(タイチンの場合は2万6,926個〜3万4,350個以上)を最初から最後まで順に並べて記述しなければなりません。

その結果、「Methionylthreonylthreonylglutaminylarginyl...」から始まり、「...isoleucine」で終わる18万文字超の途方もない文字列が生成されます。英語圏の動画配信者が実際にこの名称を一息も乱さずノーカットで読み上げる実験を行ったところ、完全に発音しきるまでに3時間33分を要し、終盤には声が枯れ果てて疲弊する様子が記録されています。

ギネス世界記録や辞書編集部が「英単語」と認めない理由

これほどの長さを誇りながら、なぜタイチンの化学名はギネス世界記録の一番長い単語や辞書の見出し語として認められないのでしょうか。言語学者や辞書編纂者、そしてギネス公式は以下の見解を示しています。

  • 体系的命名規則による自動生成物:化学名は文法的な語彙ではなく、化学構造の「数式的な記述(Formulaic description)」に過ぎない。
  • 実用性と伝達性の欠如:日常会話はもちろん、専門の研究論文や学会発表の現場でも「Titin」という通称が100%使用されており、18万字の名称が言葉として機能していない。
  • 辞書の収録限界:一般的な辞書1冊のページ数の大半を単一の化学名で埋め尽くすことは物理的に不可能である。

したがって、「純粋な文字列としての最長記録」としてはタイチンの化学名が挙げられるものの、「人間が言語として使用する単語」の範疇からは除外されるのが国際的な共通認識です。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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