袴の畳み方を完全図解!卒業式・弓道でシワを防ぐ紐の結び方と保管術

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袴を畳む際、最も重要な鉄則は「平らで清潔な床(または畳・敷物の上)で作業すること」です。空間に浮かせた状態や膝の上で畳もうとすると、自重でヒダが逃げてしまい、余計な折りジワを作る原因になります。

女性用の卒業式袴に多い「行灯袴」も、男性用礼装や弓道・剣道着として用いられる「馬乗り袴」も、基本的なヒダの整え方は共通しています。以下の5ステップに沿って進めるだけで、驚くほど整然とした長方形に仕上がります。

ステップ1:袴を仰向け(前身頃が上)に平置きする
作業スペースを確保し、袴の前面(ヒダが5本ある側)を上に向けて広げます。このとき、前後の紐は邪魔にならないよう外側へ軽く伸ばしておきます。

ステップ2:前ヒダ(5本)の折り目を手アイロンで整える
袴の前面には左右非対称にヒダが入っています(右に2本、左に3本。中央に向かって折り込まれる構造)。裾からウエスト部分に向けて手のひらを滑らせる「手アイロン」を行い、折り目をピシッと揃えます。

ステップ3:両脇の開きを内側へ折り込む
前ヒダが整ったら、左右の脇にある布の余り(マチ部分)を内側へすっきりと折り返します。この段階で、袴全体が綺麗な台形あるいは長方形の輪郭を作ります。

ステップ4:袴を裏返し、後ろヒダを整える
前ヒダの形が崩れないよう手で軽く押さえながら、袴を裏返して後身頃を上にします。馬乗り袴や男性用袴の場合は後ろヒダが1本または左右に分かれて入っているため、中心線に合わせて綺麗に折り目を伸ばします(※ヒダのない女性用行灯袴の場合は、表面のシワを伸ばすのみで構いません)。背板(硬い芯)が付いている場合は、背板を上に向けたまま平らに置きます。

ステップ5:裾を持ち上げて2つ折り(または3つ折り)にする
後身頃を整えたら、裾を持ち上げて腰の方向へ折り上げます。収納場所や「たとう紙」のサイズに合わせ、半分(2つ折り)にするか、裾を1/3折ってからさらに半分にする(3つ折り)を選択します。これで本体の折り畳みは完了です。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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