楠木新『定年後』が暴く孤独の現実!第2の人生で輝く居場所づくり
楠木新『定年後』が暴く孤独の現実!第2の人生で輝く居場所づくりを詳しくリサーチ! 知っておきたい トピックの裏側を凝縮して配信します。
では、具体的にいつ、どのような準備を始めればよいのでしょうか。楠木新氏が提唱する定年準備の決定的な原則は、「50代からの助走期間(プレ定年期)の確保」です。定年を迎えてから何をするか考え始めても手遅れであり、現役で給与と社会的信用があるうちに、小さな実験を繰り返しておく必要があります。
楠木氏が提示する実践ステップは以下の通りです。
- 名刺のない人間関係の開拓:会社の利害関係が一切ないサークル、ボランティア、勉強会などに参加し、「〇〇会社の部長」ではなく「一人の個人」として扱われる環境に身を置く。
- 「複業・小商い」による役割の試走:大きな収益を目指すのではなく、自分の得意分野や関心事を活かして誰かの役に立つ「ミニプロジェクト」を立ち上げる。
- 趣味の「消費型」から「創造型」へのシフト:観賞や旅行などの受け身の趣味から、執筆、料理、園芸、ものづくりなど、自ら手を動かして成果物を生み出す活動へ移行する。
さらに楠木氏は、ベストセラーの続編となる『定年後 75歳からの生き方』において、60代の「活動期」から75歳以降の「受容・縮小期」へのシフトについても警鐘を鳴らしています。体力や認知機能が衰えていく後半戦では、活動範囲を無理に広げるのではなく、「人生の引き算」を行い、身の回りの人間関係や持ち物をシンプルに整えていく姿勢が真の幸福感につながります。