柿の木を「庭に植えるな」は本当?実が落ちる原因とプロが教える剪定術
柿の木を「庭に植えるな」は本当?実が落ちる原因とプロが教える剪定術の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。
柿の木の手入れにおいて、成否を分ける最大の急所が剪定のタイミングとカットする位置です。柿は「今年伸びた新しい枝の先端付近」に花芽を形成する頂花芽(ちょうかが)型の果樹です。何も知らずに枝先を一律に刈り込んでしまうと、実をつける花芽をすべて切り落とすことになり、翌春に実がつかなくなります。
剪定の適期は、樹木が休眠に入っている12月〜2月(厳寒期を除く落葉期)です。夏季の強剪定は樹勢を著しく落とし、日焼けや病気の原因となるため、風通しを妨げる徒長枝(真上に勢いよく伸びる枝)の間引き程度に留めるのが鉄則です。
庭植えで安全に収穫を続けるためには、「開心自然形(かいしんしぜんけい)」への仕立て替えが推奨されます。主幹の高さを手の届く2〜2.5m程度で「芯止め(頂点を切断)」し、主枝を斜め横方向に3本程度広げることで、脚立を使わずに手入れや収穫ができるコンパクトな樹形を維持できます。