日本の最東端は納沙布岬ではない?南鳥島上陸禁止の真相と資源最前線

日本の最東端は納沙布岬ではない?南鳥島上陸禁止の真相と資源最前線についての真相をお届けします。

地図帳を広げると、北海道根室半島の先端に位置する納沙布岬が視覚的に際立って東側へ突き出ているため、ここを日本の極東地点だと信じ込んでいる人は後を絶ちません。しかし、納沙布岬の位置は東経145度49分。これに対して、太平洋上にポツンと浮かぶ孤島・南鳥島は東経153度59分11秒に位置しています。経度にして約8度、距離にして約1,000キロメートル以上も南鳥島のほうが東に位置している計算になります。

納沙布岬の正確なステータスは「一般人が自由に訪れることができる本土最東端」であり、日本国の主権が及ぶ全領域における真の最東端は、行政区分上東京都小笠原村に属する南鳥島です。小笠原諸島の父島からもさらに約1,200キロメートル東に離れたこの三角形のサンゴ礁島こそが、毎朝日本で最も早く太陽を迎える特別な場所です。

島内には防衛省の管理区域内に日本最東端の碑がひっそりと建立されており、日本国の東の境界標として鎮座しています。領有の歴史は明治期に遡り、1898年に日本領への編入が閣議決定されて以来、太平洋戦争下の激戦期や戦後の米軍占領統治を経て、1968年に小笠原諸島とともに日本へ施政権が返還されました。外見上は周囲約5.5キロメートル、標高わずか数メートルの小さな平坦な島ですが、この島が存在することで日本は国土面積を上回る約43万平方キロメートルもの広大な排他的経済水域(EEZ)を確保できています。

石川 優花

石川 優花

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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