誤審ゼロへ!ホークアイシステムの仕組みと驚異の精度・導入費用を徹底解剖

誤審ゼロへ!ホークアイシステムの仕組みと驚異の精度・導入費用を徹底解剖を徹底追究! 読者が気になる 情報と解説を分かりやすく展開します。

ホークアイの知名度を一気に押し上げたのは、2006年に本格導入されたテニスのチャレンジシステムでした。イン・アウトの判定に異議がある選手が異議申し立てを行うと、大型ビジョンに弾道CGが映し出される演出は、競技の透明性を高めると同時に観客を沸かせる一大エンターテインメントへと昇華しました。2026年現在では四大大会を中心に線審を置かない「完全自動判定(Live Electronic Line Calling)」が定着しています。

この成功を足がかりに、技術は瞬く間に他競技へと波及しました。

バレーボールの判定においては、ボールのイン・アウトだけでなく、ネットタッチやブロッカーの指先にボールが触れたか(ワンタッチ)の識別にも活用されています。また、サッカー界ではボールが完全にゴールラインを割ったかを瞬時に主審のスマートウォッチへ通知するゴールラインテクノロジー(GLT)として採用され、さらにVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の誤審防止システムを支える骨格としても機能しています。

近年とくに注目を集めているのが、野球のストライク判定(ロボット審判/ABS:Automated Ball-Strike System)です。投球が本塁上の立体的なストライクゾーンを通過したかをミリ単位で識別し、判定のブレを解消する取り組みがメジャーリーグ(MLB)傘下のマイナーリーグから実戦導入され、プロ野球界全体のゲームスピードと判定基準に革新をもたらしています。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest