インジェクション加工肉の危険性と真実|霜降り肉の見分け方や加熱基準
話題沸騰中の インジェクション加工肉の危険性と真実|霜降り肉の見分け方や加熱基準について、多角的な視点をご紹介しています。
加工肉を語る上で避けて通れないのが、過去に日本全国を揺るがした外食・ホテル業界の「メニュー偽装問題」です。かつて一部のホテルや有名レストランが、インジェクション加工肉や成形肉を使用しているにもかかわらず、「特選牛ステーキ」「霜降りビーフ」とメニューに表記して高額で提供していた事実が次々と発覚。消費者庁から景品表示法違反(優良誤認)として相次ぎ措置命令が下されました。
この事件を契機に外食産業のコンプライアンスは劇的に強化され、現在のファミレスや大手ステーキチェーンでは「※牛脂を注入したお肉を使用しています」「※中心部までよく加熱してお召し上がりください」といった注意書きがメニューに明記されるようになりました。
一方で、近年の物価高騰を受け、コスパ重視のユーザーから熱烈な支持を集めているのが「業務スーパー」などで販売される冷凍の牛脂注入ステーキ肉です。ネット上のコミュニティやSNSでは、利用者の生の声が真っ二つに分かれています。
肯定派のレビューでは、「円安で牛肉が高騰する中、1枚数百円でステーキ欲を満たせるのは神コスパ」「筋張った安肉より断然柔らかく、子どものお弁当やカレーに入れると柔らかくて好評」といった、価格対効果の高さを称賛する声が目立ちます。
対照的に、否定派からは「焼いた後にフライパンが油の海になって引いた」「冷めると急激に油が固まり、独特の薬品っぽいにおいが気になって胃もたれした」というリアルな体験談が寄せられています。特に、赤身肉の本来の噛み応えや熟成香を好む層にとっては、人工的な柔らかさと濃厚すぎる油脂感が耐え難いギャップとなっている実態が浮き彫りになっています。