絵心ゼロでも描ける!プロが教える犬の書き方・丸三角だけで完成
絵心ゼロでも描ける!プロが教える犬の書き方・丸三角だけで完成にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。
顔が描けるようになった段階で多くの人がつまずくのが、「体がつながると不自然になる」「横を向かせた途端に四足歩行の動物らしく見えなくなる」という課題です。犬の正面と横向きの書き分けをスムーズに行うためには、犬の骨格的な特徴を理解することが近道です。
犬の体の描き方コツの根本は、「胸の厚み」と「後ろ足の逆くの字(飛節)」にあります。
1. 正面のおすわりポーズ
正面向きの犬の体を描く際は、頭の下に少し大きめの楕円(胴体)を縦長に配置します。ポイントは、前足の隙間です。胴体の下部からまっすぐ2本の前足をハの字ではなく垂直に近い角度で下ろし、その両脇に後ろ足の太ももとなる半円をちょこんと添えるだけで、安定感のあるおすわりポーズが完成します。
2. 横向きポーズの立体構造
横向きを描く際は、背骨のゆるやかなS字ラインを意識します。犬の背中は平らではなく、肩甲骨のあたりが盛り上がり、腰にかけてややくびれ、お尻に向かって再び丸みを帯びます。
特に重要なのが足の関節です。人間の膝と異なり、犬のかかとにあたる「飛節(ひせつ)」は地面から高い位置にあり、後ろ足はアルファベットの「Z」のように折れ曲がっています。この関節を人間のように前向きに曲げて描いてしまうと、一気に不自然な違和感が生じます。後ろ足のラインをしっかり「く」の字に屈曲させることが、躍動感ある四足動物を描く上での最大の秘訣です。