ほくろが多い人はなぜ?急に増える原因と危険な病気の見分け方を徹底解説
ほくろが多い人はなぜ?急に増える原因と危険な病気の見分け方を徹底解説に関する疑問を徹底的にまとめました。詳細な解説をご覧ください。
ほくろが多い人が最も警戒すべきリスクが、皮膚の悪性腫瘍である「悪性黒色腫(メラノーマ)」の見落としです。メラノーマは早期にリンパ節や他臓器へ転移しやすい極めて悪性度の高い皮膚がんですが、早期発見・早期切除を行えば予後は良好です。皮膚科学会および国際基準として広く用いられる「ABCDE基準」を手がかりに、セルフチェックを行う習慣が極めて重要となります。
悪性黒色腫(メラノーマ)を見分けるABCDE基準:
- A(Asymmetry:左右非対称性):中心線を引いたとき、左右の形が均等でなくいびつに崩れている。
- B(Border:輪郭の不整):境界線がギザギザしていたり、周囲の皮膚へぼんやりと染み出している。
- C(Color:色の不均一性):単一の茶褐色ではなく、漆黒、濃淡の混在、赤や青、白が混じり合っている。
- D(Diameter:直径の大きさ):短径・長径が6ミリメートル以上ある(鉛筆の断面大)。
- E(Evolving:病変の進行・変化):ここ数ヶ月で急激に大きくなった、隆起してきた、出血やかゆみ・痛みを伴う。
特に成人の足の裏、手のひら、爪の中に生じる黒褐色斑は、日本人に多い「末端黒子型メラノーマ」の好発部位です。単なるほくろと自己判断せず、少しでも違和感を覚えたら速やかに皮膚科専門医によるダーモスコピー検査(特殊な拡大鏡を用いた無痛の皮膚顕微鏡検査)を受けることが推奨されます。