港区白金台1-2-37には何がある?明治学院大の歴史と魅力を徹底解説

港区白金台1-2-37には何がある?明治学院大の歴史と魅力を徹底解説の疑問点について、専門知識を取りまとめてご紹介します。

港区白金台1丁目2-37の敷地が建築ファンや歴史愛好家を惹きつけてやまない最大の理由は、敷地内に保存されている3棟の本格的な近代建築の存在です。いずれも日本の近代建築史において極めて高い学術的価値を有しています。

第一の見どころは、1889(明治22)年頃に宣教師館として建てられた国指定重要文化財 インブリー館です。木造2階建て、下見板張りの外壁に寄棟屋根を載せたアメリカン・シングルスタイルの住宅建築で、都内に現存する宣教師館としては最古級の貴重な遺構として知られています。保存修理工事を経て、淡い黄色の外壁と木製窓枠の美しい意匠が往時の姿そのままに甦りました。

第二のシンボルが、1916(大正5)年にウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計によって建てられた明治学院礼拝堂(チャペル)です。港区指定有形文化財に指定されているこのチャペルは、イギリス・ゴシック様式を取り入れた総赤煉瓦造りの建築で、内部には美しいステンドグラスとパイプオルガンが備えられています。学内の礼拝行事やキリスト教結婚式などで現在も現役で使用されており、タイミングが合えば神聖なパイプオルガンの音色がキャンパス内に響き渡ります。

さらに、1890(明治23)年に建てられたネオ・ゴシック様式の「記念館(旧神学部校舎・図書館)」の1階には、明治学院歴史館 展示案内の常設フロアが設けられています。学院の創設から島崎藤村が作詞を手がけた校歌の直筆原稿、近代日本におけるキリスト教伝道の歩みを示す貴重な一次史料が体系的に展示されており、来訪者に知的な驚きを提供しています。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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