充電式コンセントの真相とは?工事不要で100V家電が動く選び方

充電式コンセントの真相とは?工事不要で100V家電が動く選び方の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。

SNSのショート動画や一部の広告で、壁に貼り付けるだけで家庭用電化製品が動くかのように演出された投稿が拡散され、壁掛け充電式コンセントネットの反応は「ついに賃貸でも自由にコンセントが増設できるのか」「リフォーム工事なしで済むなら画期的だ」と一時大きな盛り上がりを見せました。しかし、電気工学的な観点および電気用品安全法(PSE)の基準に照らし合わせれば、薄いプレート単体で家庭用100Vの交流電源を長時間供給することは物理的に不可能です。

一般ユーザーが「充電式コンセント」と呼んでいる製品群を解体すると、実態は大きく3つのカテゴリーに分かれます。

1つ目は、壁のコンセントに直接挿して蓄電できる「コンセント一体型モバイルバッテリー(ACプラグ内蔵型)」。これは本体を充電するためのプラグが付いているだけであり、出力はスマートフォンなどを充電するUSB端子に限られます。2つ目は、三叉プラグや2ピンの家庭用コンセント穴を備えた「AC出力対応モバイルバッテリー」。そして3つ目が、大容量バッテリーと高出力インバーターを内蔵した「小型〜中型のポータブル電源」です。

充電式コンセント工事不要の真相とは、大掛かりな壁内配線工事(電気工事士の資格が必要な施工)を頼む代わりに、蓄電機能を備えた独立電源ユニットを室内に持ち込んでいるに過ぎません。「配線なしで部屋のどこでもコンセントが使える」という利便性自体は本物ですが、それは壁と一体化する魔法の板ではなく、相応のサイズと重量を持つバッテリーを持ち運んでいるという事実を冷静に認識する必要があります。

伊藤 翔太

伊藤 翔太

フード&トラベルライター

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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