東大理科一類・二類・三類の決定的な違いとは?進振りの真相と進路を徹底解説
東大理科一類・二類・三類の決定的な違いとは?進振りの真相と進路を徹底解説についての最新情報を徹底解説します。
受験情報フォーラムなどで定期的に散見されるのが、「理二は理一より合格点が低いから、とりあえず理二で入って進振りで好きな学部へ行けばお得」という言説です。しかし、これこそが東大理科類選びで後悔しないための決定的な理由の裏にある最大の罠です。
教養課程の成績評価は相対評価の側面を持ち、同じクラス内で優秀な学生と競い合うことになります。理二に入学した学生が「やっぱり情報工学に行きたい」「物理学科で素粒子を研究したい」と考え直した場合、前述の通り極めて狭い全科類枠を争わなければならず、わずか0.1点の成績差で希望を絶たれる現実があります。
さらに、成績が振るわなかった場合に内定する「底点が低い学科」の顔ぶれも科類によって異なります。工学部の枠が潤沢にある理一であれば、仮に駒場で勉強に身が入らず成績が低迷しても、工学部のいずれかの学科に引っかかる公算が高いと言えます。しかし、理二で成績が低迷した場合、本人が全く興味を持てない専門分野に配属され、進学後に勉学のモチベーションを失ってしまう「進振り鬱」に陥るリスクが存在します。「入りやすさ」だけで科類を決めるのは、入学後の2年間を深刻なリスクに晒す行為です。