高校の倍率とは?1.5倍で何人落ちるか計算方法と合格ラインの真相
高校の倍率とは?1.5倍で何人落ちるか計算方法と合格ラインの真相について徹底解説いたします。詳細な分析をチェックしてください。
倍率を見る上で最も注意しなければならないのが、志願倍率と実質倍率の違いです。受験情報誌やニュースで報道されるタイミングによって、示されている倍率の性質がまったく異なります。
「志願倍率」とは、出願締め切り時点で集まった願書の数をもとに算出した数字です。一方の「実質倍率」は、入試当日に実際に会場で受験した人数、あるいは高校側が実際に出した合格者数に基づいて算出される確定値です。
特に私立高校推薦と一般入試の実質倍率においては、この2つの数値に大きな乖離が生じます。私立高校の一般入試では、公立高校を第一志望とする併願受験生が多数出願するため、高校側はあらかじめ定員を大幅に超える合格者(歩留まりを見越した合格数)を出します。その結果、「志願倍率は5.0倍と発表されていたのに、実際の不合格者はごくわずかで実質倍率は1.2倍程度だった」という事態が日常的に発生するのです。
公立高校と私立高校における倍率の構造的違いを以下の比較表にまとめました。
このように、「倍率」と一口に言っても公立か私立か、推薦か一般かによって数値の持つ重みが根本的に異なります。公立高校の一般入試を受験する場合は、表示された倍率を額面通りに受け止め、厳しい競争を前提に対策を練る必要があります。