【衝撃】あの身近なモグラが絶滅危惧種に?生息数激減の真相を徹底解説

【衝撃】あの身近なモグラが絶滅危惧種に?生息数激減の真相を徹底解説について見逃せない 事実を分かりやすい構成で解説いたします。

1. センカクモグラ:絶滅の淵に立つ孤島の固有種

日本の哺乳類の中で最も絶滅の恐れが高い種の一つがセンカクモグラです。1979年に魚釣島で採集された標本1体のみをもとに新種記載されて以降、現地調査が極めて困難な政治的・地理的状況が続いています。

近年の衛星画像解析や過去の現地報告によると、1970年代後半に持ち込まれた家畜ヤギが野生化して大繁殖し、島の草本類を食べ尽くしたことで大規模な斜面崩壊と土壌流出が発生しました。モグラが生息するために不可欠な深い腐植土層が失われており、すでに個体群が壊滅的な打撃を受けている可能性が危惧されています。

2. エチゴモグラ:近代化された水田が奪った命脈

新潟県の越後平野を中心にごく限られた場所に生息するエチゴモグラは、大型で湿潤な泥土を好む固有種です。しかし、昭和後期から平成にかけて急速に進んだ「圃場(ほじょう)整備」が状況を一変させました。

大型重機を用いた農地改良により、湿田がコンクリートU字溝で囲まれた乾田へと改修され、土壌が締め固められました。この結果、エチゴモグラの主食である大型のミミズ類が激減し、トンネルを掘ることも困難になりました。さらに、西日本から東進してきたコウベモグラとの勢力争いに敗れ、生息域が分断・孤立化しています。

3. ミズラモグラ:原始の姿を留める山岳の希少種

ミズラモグラは、尾が長く体に比して細身という原始的な形態を残す日本固有種です。本州の冷涼な針広混交林の林床などにひっそりと暮らしていますが、発見例自体が極めて少なく「幻のモグラ」とも呼ばれます。山岳地帯の開発や林道敷設による土壌乾燥、気候変動に伴う植生の変化が生息圧となっています。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest