成田エクスプレスグリーン車は乗る価値ある?普通車比較と損得の結論
成田エクスプレスグリーン車は乗る価値ある?普通車比較と損得の結論について分かりやすく解説いたします。専門家の見解をチェックしてください。
成田エクスプレスのグリーン車を検討する際、ネット上で散見されるいくつかの誤解について正確な事実を整理しておく必要があります。
よくある誤解のひとつが、「グリーン車に乗れば車内改札がなく、アテンダントによる専任のドリンクサービスがある」というものです。かつて在来線特急の一部で見られたおしぼりや飲み物の無料配布サービスは、現在の成田エクスプレスでは実施されていません。車内販売自体も基本的に営業していないため、飲食物は乗車前に駅の売店やコンビニエンスストアで購入して持ち込む必要があります。
もうひとつの盲点は、号車位置による移動動線の違いです。成田エクスプレスは基本6両または12両編成で運行されており、グリーン車は各編成の端に位置する「6号車」および「12号車」に配置されています。成田空港駅や空港第2ビル駅の改札口、あるいは東京駅の地下ホームにおいて、エスカレーターやエレベーターの位置によってはホーム上を長く歩く必要が生じる場合があります。大きな手荷物を抱えている際は、駅構内での動線も考慮に入れておくのが得策です。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
ここまでの検証結果を踏まえ、成田エクスプレスでグリーン車を選ぶべき人と、普通車で十分な人の条件を客観的にまとめます。
▼ グリーン車を強くおすすめできる人:
- 周囲の雑音を完全に遮断し、集中してPC作業や資料作成を行いたいビジネスパーソン
- 深夜便明けや長距離フライト直前で、隣席を気にせず静かに深い仮眠を取りたい人
- インバウンド混雑や混み合った車内特有の圧迫感を確実に回避したい単独旅行者
- 本革シートの質感や反転式フットレストを使い、靴を脱いでリラックスしたい人
▼ 普通車で十分(グリーン車だと損を感じやすい)人:
- 夫婦、友人同士、家族連れなど2名以上で移動し、道中の会話を楽しみたいグループ
- 移動コストを可能な限り抑え、旅先でのアクティビティや食事に予算を回したい人
- 「全席コンセント」と「スーツケース置き場」さえあれば快適性に不満を感じない人