A4サイズの正確な大きさ完全解説!印刷・封筒選びで失敗しないコツ
A4サイズの正確な大きさ完全解説!印刷・封筒選びで失敗しないコツの要点を丁寧に掘り下げてご紹介します。
日本国内で用紙サイズを扱う際、頭を悩ませるのが規格の違いだ。世界標準のISO規格に対し、国内には日本産業規格 (JIS)が存在する。A判に関してはISOもJISも同一寸法だが、B判においては大きな乖離が生じる。JISのB判は江戸時代の美濃紙をルーツとする日本独自の寸法であり、国際標準のISO B判よりも約8%大きい。
かつて日本の官公庁や教育現場で主流だったのはB5サイズ(182mm×257mm)だった。昭和の時代、学校のプリントや行政書類といえばB5が当たり前だった。しかし、1990年代以降、行政文書のA4化や外資系企業の参入に伴い、ビジネスの現場は一気にA4へとシフトした。現在ではB5はノートや一部の専門誌で見かける程度となり、ビジネスの現場における事実上の標準はA4に一本化されている。
印刷業界においても、このサイズの使い分けと拡大縮小率の計算は日常茶飯事だ。A4からA3へ拡大する場合は141%、A4からB5サイズへ縮小する場合は86%という倍率が標準的に用いられる。これらの数値を頭に入れておくことで、コピー機の前で拡大縮小の設定に迷う時間をゼロにできる。