【2026年最新】山形の天気が見せる異形と現実――果樹王国を襲う気候変化、スキー場と果樹園の現場から

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冬の山形観光を牽引してきた「蔵王の樹氷(スノーモンスター)」。過冷却水滴と強い西風が作り出すこの自然の造形美も、地球温暖化と気候変動の波に飲まれつつある。氷点下10度以下を維持すべき冬の最盛期に一時的な暖気が流入することで、樹氷が形を崩す「落氷」現象が早まる傾向が強まった。

スキー場関係者にとっても雪質の変化は切実だ。パウダースノーを求めて国内外から訪れるインバウンド客に応えるため、最先端の人工降雪機の導入や、標高の高いエリアへのゲレンデ機能の集約といった防衛策が展開されている。同時に、冬だけに依存しないグリーンシーズン(春夏秋)のアウトドアアクティビティの強化など、通年型リゾートへの移行が急ピッチで進められている。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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